軸をずらして可能性を広げる
元上司より聞いた言葉
以前、上司より軸をずらすという話を聞いたことがある。
たしか税理士さんがフルマラソンを走るとかで、世の中には税理士はたくさんいるけどフルマラソン走っている税理士は少ないとか、そのような話だった記憶がある。
ここ最近この話を思い出すことが多いのでそれについて書いていく。
No.1は1人だけ
私が語りやすいところだとweb業界になるが、SEOや運用型広告やコーディングなど分野ごとにスペシャリストがいる。
そしてそのスペシャリスト達が凌ぎを削っているわけだが、特定の分野においてNo.1は言葉通り1人だけである。
そしてビッグワードになればなるほど当然ライバルは増えていく。
ビッグワードのNo.1になれればそれは素晴らしいことであるが、世の中の大抵のことではオーバースペックであると感じる。
細分化された中のNo.1で充分である。
例えば陸上競技で例えると短距離各種目世界一になることが一番であるが、リレーに絞れば各区間世界一を揃えれば良い。
そしてリレーは4区間あるのでNo.1になれる可能性は広がる。
自分のできることを掛け合わせる
何かの分野で世界一になることは容易である。
自分のできることを掛け合わせ、細分化していけば良い。
極端な例で言えば私は朝自宅を出るのが家族の中で一番早い。
これは「斉藤家で家を出る」ということにおいて世界一である。
とはいえ、そのことに価値を持たせなければ何の意味もない。
自分のできることを掛け合わせ、それで何ができるのかを伝えることによって新たな可能性が開ける。