「お、いいね」の一言が発想を広げる
否定してしまうオジサン
部下でも後輩でも友だちでも「こんなこと考えているんだけどどうかな?」と相談を持ちかけられた時になんて返しているだろうか?
その発想をもとにより良いアイデアに昇華させていく人、現実的な課題を捉えてアドバイスする人、色々な返し方があると思う。
ラフな相談を持ちかけられた時に一番愚かなのはできない理由を説明してしまうことだと考えている。特に経験も知識も豊富なオジサンに多い。
あくまでも私個人の話しなので立場によって変わるのは承知しているが、私は「お、いいね、やろうやろう」と即答するようにしている。たとえその発想に甘いところがあってもだ。
発想の甘いところなんて進めていく内にケアしていけば良い。
何より自分で考えることによって考える力が付き、発想が広がる。1人で進められなくなれば周りを巻き込んで発想が広がるかもしれない。進めていくいくに幾重にも障壁があるだろうが、乗り越える度に愛着が生まれその熱意は顧客に伝わる。そもそも進めないのであれば本人にとってその程度であって、そんなもの成功はしないのだからリスクヘッジにもなる。
経験や知識が多いに越したことはこないが、その枠の中だけで考えてしまうオジサンにはなりたくない、他人は自分が思うよりもずっと可能性を秘めている。