webディレクターが「今」考えていること

webの世界を広く浅く経験するディレクターがビジネス・プライベート問わず「今」考えたこと、感じたことを記します。

メールマガジンのお詫びで思ったこと

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お詫びで期間限定ポイント

職業柄色々な会社のメールマガジンを登録しているのだが、先日「内容に一部誤りがあったため、お詫びとして◯◯日まで使える◯ポイント差し上げます。」という内容が配信された。

誤っていた箇所は冒頭の配信日付であった。

そのメールマガジンは私は既に開封していたが、その誤りに気づくことなく読み終えていたが色々なことを考えるきっかけになったので書いていく。

これから書くのはあくまでも個人的な感覚と考えである。

ポイントを進呈するほどのミスか

誤内容のないメールマガジンがベストではあるが、人が作るものである以上ミスがあることは仕方がない。

価格やキャンペーンの期間など、ユーザーの利益に直結する部分であれば誤解したユーザーに不利益が生じている可能性を考慮してポイントを進呈するのはわかる。

しかし、配信日付でそこまでする必要があるかは少し疑問である。

なぜ期間限定ポイントなのか

もちろん配信日付が誤ったことにより不利益が生じたユーザーがいる可能性は0ではないので、企業としてきちんとお詫びをしなければいけないというのも分かる。

しかし、その場合なぜ期間を限定する必要があるのだろうか。

穿った見方かもしれないが、ポイント有効期間中は悪いと思っているよ。と受け取ってしまいかねない。

余裕のない社会

ソーシャルゲームでよくあるが、定期メンテナンスが延長したり緊急メンテナンスが発生したりするとお詫びとして課金アイテムと交換できるポイントが配布されることがある。そしてユーザーはそれを「詫び◯」と呼ぶ。

私個人の考えとしては、ユーザーが詫びの品を乞うのも嫌だし、企業がポイントを渡しておけばユーザーは静かになると考えるのも嫌である。

細かい内容のミスであれば企業は「ごめんな。」と言いユーザーは「いいよいいよ、それくらい。」と言い合えるくらい余裕のある社会が望ましいなと考える出来事であった。