小売業がコンテンツマーケを始めるならフォトヨドバシを見るべき
フォトヨドバシというお化けサイト
最近ミラーレス一眼を手に入れ、レンズを買おうか悩んでいる。
レンズも一本数万円する(本体より高い)ので、お小遣い制の私に失敗は許されない。余談だが自転車のペダルで数万円と似た世界だ。
失敗が許されない買い物は慎重になる。
初めは「品番」の指名で調べメーカー公式サイトから順に虱潰しに調べ、次は「品番+レビュー」「品番+口コミ」などで使用感などを調べていく。
そうやってカメラのことを調べていくと必ず出会うのが「フォトヨドバシ」だ。
[PY] フォトヨドバシ | ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン |
小売最大の強み、横断
サイトを見ていただければ分かるがカメラボディに加えレンズの実写レビューがふんだんに掲載されている。
それもメーカー提供の写真ではなくカメラマンがロケに向かい撮影してきた写真である。これだけでオリジナルコンテンツとして強いのは間違いないが、小売最大の強みであるメーカーをまたがったコンテンツを作れているところが最大の強みであることは間違いないだろう。
メーカーもコンテンツマーケティングに取り組む昨今、技術的なコンテンツでは小売りは勝ち目がない。そして当たり前ではあるがメーカーのコンテンツは悪いところは書かない。
もちろんフォトヨドバシも取引先との関係もあるであろうから、あまり辛辣なことは書けない部分もあるだろうが、悪いところ・弱点がしっかりと書かれている。
レンズのレビューを見ていてすごさも感じたが、スマホのハンバーガーメニューが使いにくく横に広いコンテンツを持っているのに、横の移動がしにくい。
しかし、これだけの実写レビューが掲載されているサイトは他にない。
どれだけUIが使いにくくてもフォトヨドバシを使うしかない、優れたコンテンツはUIを超えるのだ。(とはいえ改善は希望する)
ぜひ小売業でコンテンツマーケティングに取り組んでいる方はフォトヨドバシを一度見てみてほしい。