webディレクターが「今」考えていること

webの世界を広く浅く経験するディレクターがビジネス・プライベート問わず「今」考えたこと、感じたことを記します。

インターン生との交流で学んだこと

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インターンに現役社員として参加

先日、1日インターンに現役社員として参加してきた。

インターン生が限られた時間で「アプリを使ったデジタルマーケティング戦略」を考え発表、内容に対してその場でフィードバックするのと座談会に参加するのが与えられた役割だった。

発表内容を聞いて感じたこと

今の学生は流石に能力が高く、限られた時間でしっかりとドキュメントをまとめあげ、段取りよく発表まで行えていた。

全てのグループ様々な案を提示し多様性に富んでいたが、たくさんの内容を伝えようとしすぎていた印象。

「これ」といった軸を一つ用意しそれを深掘りしていくのも一つの手段ではあるが、中々勇気がいるのかもしれない。

印象的だったのは身振り手振り交えて伝えようとしている学生であった。

他の学生と明らかに違ったので接する時間が短くても非常に印象に残っている。

座談会で感じたこと

フィードバックが終わり座談会へ。

そこである学生が「会員機能とかポイント機能とか当たり前のことしか言えませんでした、それが反省点です。」と話した。

いやいや、それは違うだろうと感じ「自分たちにとって当たり前であっても、それはお客様にとって当たり前でないこともあるよ。もし伝えてお客様が知らなかったら感謝されるし、当たり前だからと思って伝えないと「そんなことも知らないのか」って思われる可能性があるよ。だから「ご存知だとは思いますが」のような前置きを入れて伝えると良いよ。もしかするときちんと勉強してるんだなって好印象になる場合もあるから」と伝えた。

自分で学生に偉そうに言っておいて自身ができていない、というか遠慮がちであった。

よくもまぁすらすらと言えたものだと苦笑いしながら、当たり前のことをきちんと伝える大切さをこのインターンに参加して学んだ。