〇〇マーケティングという言葉が出た時には遅い
どんどん出てくる新マーケティング手法
リアルもWEBも新たなマーケティング手法は日々研究され、新しいものがどんどん出てくる。
そして多くの企業がその手法を取り入れ、枯れていき、新たな手法へ移る。
ここ数年だとコンテンツマーケティングとインフルエンサーマーケティングが代表的なところであろうか。
イノベーター理論は企業にも通ずる
先にあげた二つのマーケティング手法は十分に認知され、多くの企業が挑戦している。
今から挑戦するとしたら、イノベーター理論でいうところのレイトマジョリティくらいのタイミングだ。
コンテンツマーケティングやインフルエンサーマーケティングの華々しい成功事例が紹介され、挑戦すれば売上があがると考える人も多いかと思う。(そもそも失敗事例は世の中に出回りにくいのもその要因の一つ)
成功事例を見る時に注意して欲しいのが、そのマーケティング手法をいつから行なっていたかの部分である。
大多数はイノベーター〜アーリーアダプターではなかろうか。
なぜイノベーター〜アーリーアダプターが多いのか
一言で言うと顧客との関係性が非常に良いためである。
成功企業は顧客のために良かれと実施していたことが支持され売上につながり、後から〇〇マーケティングと名前が付けられる。
そして「あの企業が成功している〇〇マーケティングを取り入れよう」とレイトマジョリティ以降の企業が挑戦する。
しかし、顧客との基盤が出来ていなければ、高確率で失敗に終わる。
そして「〇〇マーケティングはうちにはあっていなかった。」と嘆く。
華々しい成功事例は顧客との良い関係があって初めて生まれる。
関係づくりを飛ばしてマーケティング手法だけ取り入れても時間と費用ばかりかかってしまう。
〇〇マーケティングという名前がついた時にはもう遅い、すでに次の名もなき成功事例は生まれているのだ。