webディレクターが「今」考えていること

webの世界を広く浅く経験するディレクターがビジネス・プライベート問わず「今」考えたこと、感じたことを記します。

手際よくやれる人の努力に敬意を払うということ

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この3日間、パパとして必死にすごした中であらためて思ったことを書き記します。

妻がウイルス性胃腸炎でダウンしてしまった

今週の日曜日、急に妻の体調が悪化しました。

前日喉が痛いと言っていたので、風邪かなと思ったがどうやらそうではない様子。

一先ず妻には寝てもらい残された息子と私。

あまりにも体調が悪そうなので妻には頼れない状況、考えてみると一人で全てをやるというのは初めての出来事でした。

病院で診察した結果、ウイルス性胃腸炎との診断結果。

息子にうつすわけにはいかないので、妻は一階・息子と私は二階と別々の生活を送りました。

マルチタスクでパンク寸前になりながらも、コツをつかんで安定へ

初日は子供の食事、自分の食事、洗い物、おむつ替え、寝かしつけ、洗濯、掃除、お風呂、買い物とやることが本当にたくさんあってパンク寸前に。

それぞれのタスクは日頃行っていたとしても、一人で全てをやるとなると本当に大変でした。

ましてや相手はまだ話すことができない子供、急にくる泣き声から何をしてほしいのか察して動かなければいけません。

洗い物をしていてもお腹が減ったと泣き出したら、手を止めご飯をあげ中途半端な洗い物がさらに増え、買い物に行こうと準備をしていたら眠いと泣き始めたので寝かしつけ、買い物はなかなか行けず。

その場をどうにか凌いで夜にまとめて終わらせました。

妻が「海外ドラ○話まで見た!」って話てるのを聞いて「時間あっていいなぁ」と思っていましたが、「どれだけ家事早いんだよ!」に変わりました。

2日目、3日目は段取り八分の言葉通り、お腹がすく前に洗い物は済ませ、寝起きに出かけられるように荷物を用意しておくなど準備を済ませたのが功を奏し、気分転換も兼ねて外へ出かけることが出来るようになりました。

見えない努力に敬意を払う

さて、本題に入ります。

作業を自分より手際よくささっとかんたんに終わらせてしまう人というのは必ず存在します。

例えば自分で行うと30分かかる作業を、10分でできる人に頼むというのはよくあることでしょう。

適材適所という言葉がある通り、得意な人に任せたほうがスピードもクオリティも優れていることが多いです。

しかし10分でできるから「あいつなら得意だからかんたんにできる」と思い依頼しているのであれば、それは大間違いです。

その人が得意になるため、10分でできるために行った努力に敬意を払っていないためです。
20分の時間を短縮するために10時間の努力が必要であれば、あなたはその人の努力した10時間に対し口に出さずともしっかりと敬意を払って頼むべきです。

今回の出来事で言えば私は妻の海外ドラマを見れたという話を額面通り受け取ってしまい、海外ドラマを見れるくらい時間を作るために努力をしてきた点を見落とし敬意を払っていませんでした。

これは夫婦間でも上司部下間でも友人でもとても大切なことだなと改めて思った出来事でした。