どこを向いて仕事をしているか
他チャネルの鼻を明かしたい
まだまだEC化率の低い日本において、小売におけるリアル店舗比率は強大だ。
現在数多くのECサイトが運営されているが、そのほとんどがチャネルの一つとして運営されておりEC専業の会社は少ない。
チャネルとして歴史の浅いECは固定客もまだ少なく売上規模も全社的に見れば小さい。
投資面や人の配置など、社内パワーバランスで苦しい立場に置かれている方も多いのではないかと思う。
そんな時に出て来る言葉が「ECで実績を上げて他チャネルの鼻を明かしたい」だ。
情熱や想いを持つのは大切だけれども
仕事をしていく上で情熱や想いを持つのは間違いなく大切だ。
情熱がなければ前進することはできないし、想いがなければお客様に伝わらない。
しかしその情熱や想いにも限りはある、その限られたものを社内に向けるのは如何なものか。
雑な言葉だが「社内で『おぉ、ECすげー!』」と言われてどうするのか、ただの自己満足ではないのか。
内側を向かず外側を向いて仕事をしていきたいものだ。
今週そんなことを考えさせられる出来事があったので書き記しておく。