リーダーってなんだ?
リーダーの定義ってなんだ?
最近、柄にもなくリーダーって何だろうと考えることがある。
Wikipediaによると
グループ、集団を代表、指導、先導、統率する存在
ここに関して異論のある人は多くはいないだろう。
しかし、「優れたリーダー」となると話が違ってくる。
書店には理想のリーダー像やリーダーシップについて記した本が所狭しと並んでいる。
小さな書店であってもビジネス書コーナーにはリーダーについて書かれた本が間違いなく並んでいる。
リーダーについて書かれた本が書店に並んでいる理由とは
売れるカテゴリー、常に一定の需要があるのだろう。
定番と言っても良いだろう。
それだけ世の中の人達は優れたリーダーというものはどんなものか分からないのではないだろうか。
もちろん書店に足を運んだ私もその1人だ。
しかし何も買わずに書店を後にした。
優れた人格者や数々の経験を積んだ方たちがあれだけ出版しているのだ。
つまり優れたリーダー像とは1つではない、手にした一冊だけを読んで固定観念に囚われてしまうのも嫌だし、二冊読んで異なる結論であれば答えは出ず元の鞘であると考えた。
コンビニ店長の言葉
帰り道、昔アルバイトをしていたコンビニの店長が言った言葉をふと思い出した。
「僕たち社員が考えなきゃいけないのはバイトの子たちがどうやったら働きやすいかなんだよね」
バイト終わりに車で送ってもらっていた途中の言葉であったと記憶しているが、本質を捉えているのではと思える。
そのコンビニは高校生、大学生、フリーター、留学生など立場の違う人達が働いていた。
時期によって構成が変わるから働きやすい環境は柔軟に変える必要があった。
結局のところ、部下やメンバーによって優れたリーダー像は変わる。
だからあれだけ著者がおり、書籍が出版されているのではないだろうか。
私が優れたリーダー像について語るのはおこがましいが、「柔軟性」は今後大切にしていこう。
もう10年近く前の話ではあるが、記憶の引き出しは意外とかんたんに開かれるものである。