10年目の新入社員、自身を省みる
新入社員として初めの一週間を終えて
転職先に勤務して初めの一週間が無事に終わった。
この一週間で色々と感じたこと考えたことがあるが、書いておかないといつか私の中で風化してしまい思い出せなくなるので残しておこうと思う。
仕事を教わる新鮮さ
中途とはいえ新入社員である。
会社のルールやグループワークツールの使い方、もちろん仕事についても教わらなければならない。
前職では自分で考えて教える立場だったので良い意味でとても新鮮である。
とはいえ覚えるだけではもったいないので、将来再び教える立場になった時のことを考えて上司や先輩の教え方を注視している。
ここに記した内容は現在の勤務先や諸先輩方を批判するものではなく自身のこれまでの反省点である。
OJTという名の教育放棄
説明するまでもないが教育には OJT(On The Job Training)とOFF-JT(OFF The Job Training)がある。
どちらも大切なのは間違いないがOFF-JTが整備されている企業というのはそこまで多くはないのではないだろうか。
その場合OJTによる教育が中心となるが、新卒新入社員はたまったものではないだろう。
クライアントからの依頼内容の対応方法を覚えるだけならこなせるだろうが、その依頼に至るまでのバックグラウンドの説明がなくては100%の理解は難しい。
まして依頼の対応方法とバックグランドを同時にされたら取っているメモはぐちゃぐちゃ、見返しても何のことやらさっぱりわからないという悲劇が起こりかえって理解は遅くなる。
OJTとOFF-JTは切り離せるものではなく、OFF-JTの上に成り立つOJTであることをよく理解した。
挨拶の大切さ
職場に入って開口一番「おはようございます!」
聞こえているのかいないのか返ってくる声はまばらである。
新入社員というのは心細いものだ。(特に新卒新入社員)
大きい声を出すのが苦手な人もいるので大声で挨拶を返そうとは言わないが、せめて顔をあげて「私はあなたの挨拶に気づいていますよ」というサインを送ってあげるのは必要である。
これも前職ではないがしろにしていたことに今さらながら気がついた。
なぜこの記事を書いたか
この土日は多くの新入社員にとって初めて迎える休日で緊張した心を解きほぐす日だろう。
説明は2つ以上のことを同時に行わない、挨拶は先輩が率先して行う。
たったこれだけでまだまだ学生気分が抜けない新卒新入社員は会社に馴染みやすくなるのではないだろうか。